主婦のアレコレソレドレ

主婦でありママであり会社員であり女性である

無痛分娩を検討している方へ 出産レポまとめました

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こんにちは。

第二子の妊娠発覚から悪阻時期の投稿からだいぶ時間があきましたが

今年の4月に無事に第二子男の子を出産しました!

 

第一子と違いすぎた妊婦生活を経てようやく生まれてきてくれましたが

第一子と同じ無痛(和痛)分娩で出産しました。

 

今日は無痛分娩を2回経験し、これから出産するのに自然か無痛かで悩んでいる方の参考になればと思い無痛分娩のメリットデメリットをまとめていきます。

まず無痛分娩を受けるまでの流れ ※わたしの産院の場合

病院に無痛分娩希望であることを申告します。

生産期に入ったら、無痛分娩が受けられる体か、血液検査や心電図、レントゲンを撮ります。

全ての検査結果をパスしたら、見事無痛の権利を獲得します。

しかし、これで安心して来たる時を待つだけ・・・とはならず

病院や産院によりますが、無痛は24時間対応可能のところと平日病院が開いている間に陣痛や破水がきた場合にのみ対応と2パターンあります。

麻酔を扱える先生がいるか、スタッフの人数が足りるかによって変わります。

 

だから、場合によっては準備をしても無痛が受けられない場合もあります。

あとよく言われるのは経産婦は子宮口が開くのが早いと麻酔が間に合わない場合があるとか。

無痛希望の方は、その病院がどう対応しているのか要確認です。

 

ここからは私が感じたデメリットとメリットをまとめていきます。

 

無痛分娩のデメリット

1 単純にお金がかかる

無痛の費用は10万円ほど。産院や地域によって多少前後しますが10万程度が相場だと思います。

あとは、無痛用の事前検査で1万5千円ほどしました。

今は地域によっては無痛の費用の助成金が出ているところもあるそうです。。羨ましい!

だけど、地方はまだまだ自己負担になります。

 

2 麻酔のリスクがある

当然、麻酔を打つと言うことは自然分娩に比べると麻酔に関するリスクも上がります。

副作用もあるし、血栓ができる可能性があるなど様々な注意点があります。

産院でしっかりリスクの話を聞いてくださいね。

 

3 麻酔の注射が痛い

この麻酔の注射は、骨髄に打ちます。

それがまぁ痛いです。

しかしわたしの場合は子宮口が6センチほど開いてから打ったので、その時の陣痛と同じくらいかそれより痛いくらいのレベルでした。

「いや、どっちも痛い!」と声が出るくらいは痛かったです。笑

 

4 陣痛が弱まってお産が進まず時間がかかる

これが一番難点だと思います。

無痛分娩はお産に時間がかかるとよく言われます。

陣痛の痛みがすーっと消えて、確かに楽になるんです。

だけど麻酔が効くと陣痛が弱まってお産が進まなくなる可能性が高いです。

初産はただでさえ長くなると言われているので、長時間の戦いになることは覚悟した方がいいと思いますよ。

ちなみにわたしは、一人目は約7時間半、二人目は約4時間半でした。

※どちらもバルーン使用、二人目は促進剤も入れています。

 

5 いきみきれないので医療の介入が増える

わたしは2回の無痛分娩で2回とも吸引の処置を行いました。

やはり陣痛の痛みが軽減されるため、いきみきれない場合が多いそうです。

赤ちゃんの頭が少し伸びますが、時間が経つと治ってきます。

その他にも緊急帝王切開の可能性もありますがどれも普通分娩でも可能性はあります。

 

6 理解がない人がいると罪悪感が出る

これは本当に残念なことなんですが、いるんですよ。いまだに。

自然分娩でいいじゃん、お金がもったいないとか

あの痛みは経験した方がいい、とか言う人。

なんだか自分が悪いことをしているような罪悪感が出てしまうんですよね・・・。

しかし、産むのは本人ですから、したいようにすればいいんです。

 

これだけ書いていると、デメリットがすぐにいくつか浮かんでくるんです。

おそらくこの記事を気になって読んでいる方も、事前に上記のようなデメリットは

把握済みの方が多いと思います。

それでは、ここからはメリットを上げていきます。

 

無痛分娩のメリット

1 お産に対する恐怖心が軽減する

わたしは2回のお産を振り返って圧倒的メリットは自分のメンタルが安定する

ということだと気づきました。

お産が怖くて怖くて。その恐怖心が妊娠中から和らぐのはかなりメリットでした。

大丈夫。痛くなっても麻酔で痛く無くなるから、少し我慢するだけ!!

そう言い聞かせて来たる日まで精神を安定させていました。笑

 

2 落ち着いたお産ができる

2回とも心に余裕があるお産ができたと思います。

わたしの場合は完全無痛ではなく和痛だったので、MAX10レベル中、6〜7レベルくらいの痛みは最後までありました。しかし、ここからグンと陣痛のレベルが変わると言われている段階の手前だと思うのでなんとか我慢できます。

意識もちゃんとしているし、取り乱すほど痛くはありません。

声は出ますが、叫びはしませんでした。

 

3 赤ちゃんが出た後の処置も麻酔があると楽

これは思わぬラッキーでしたが、赤ちゃんと胎盤が出ると、子宮内の処置が始まります。

何をしているのかわからないが地味に長い、そして地味に痛い。

一人目の時は、麻酔が切れかかった状態だったので地味に痛かったんです。

しかし二人目の時は先生が麻酔を足してくれたので、この処置が全然痛くなかった!

出産で疲れているのでこれはとてもありがたかったです。

 

4 産後の体力が残っているのは大きい

普通分娩で出産していないのでわかりませんが、無痛で産んでも体の至る所の筋や筋肉が痛くなります。

これで麻酔がなかったら・・・と考えるとやっぱり残っている体力が全然違うと思います!

わたしは一人目の時産んだ日の夜は興奮して寝られませんでしたが、二人目の時はもう爆睡でした。これも体力が残っているからと心に余裕があったからだと思っています。

産んだ後はいかに体力を温存して、睡眠を確保するかが勝負なので、この点も無痛でよかったなと思っています。

わたしは2人目は30代後半で産んだので体力の確保は必須でした。

 

まとめ

色々デメリットとメリット書きましたが、自然分娩、無痛分娩どちらを選んでも

産む本人が希望する方法を選択するのが一番です。

周りに色々言ってくる人がいるかも知れませんが、産むのは本人です。

お金はかかりますが、何も悪いことはしていないので堂々と無痛の恩恵を受ければいいのです!

 

最後に・・・

一人目を無痛で産んだら、もう2人目は自然でいいや、とはなりにくいです。

無痛でも結構痛かったのに、これ以上痛いの?!という恐怖が倍増するからです。笑

 

わたしは2度の出産を無痛分娩を選んでよかったな!と後悔していません!

10万円以上の出費はありますが、精神面や体力をお金で買ったと思っています。

陣痛中は無痛を選んで本当によかっっった!!

と心の底から思いますよ。

3度目の予定はないですが・・・もしまた出産するとしても無痛を選びます。

 

以上がわたしが感じた無痛分娩のメリット、デメリットです。分娩方法で悩んでいる妊婦さんたちの参考になれば幸いです。

 

おしまい。